「......マジかよ...」
消え入りそうな声で言う海斗。
__全く2人の会話なんて耳に入ってこない私。
私はふと前の黒板を見てはっと気付いた。
「...ねぇ、英理。」
「ん?どした?」
「今日の放課後空いてる?」
「あ~ごめん。ちと用事入っちゃってる…」
「そっか..」
「ごめんね。行きたいとこでもあった?」
申し訳なさそうに言う英理。
「あ...ちょっと買い物に付き合ってほしいなって...」
「何買いたいの??」
「もうすぐ秋人くんの誕生日で...」
なんだか恥ずかしくて語尾が小さくなる。


