すると、秋人くんは爽やかにハハッと笑って、私の頭に乗せていた手で私の髪をわしゃわしゃと撫でた。
「ちょっと...秋人くんっ...」
「たくっ!DVD借りてきたんだから…ちゃんと見ないと昨日買っておいた乃愛の好きなケーキあげないよ?」
と小さな子にいうように私に言って、ソファから立ち上がった秋人くん。
「どこ行くの.....?」
「....ちょっとコーヒー作ってくるだけだよ..」
と、これまた甘すぎるほどの優しい笑みで言って、私の頭をポンポンっとしてキッチンへ行った秋人くん。
私ばっかりドキドキして...
秋人くんは私にドキドキとかしないのかな...
でもあの様子じゃ、まったく...
「...してないよね...」
私は自分で言って虚しくなった。
__いつになったら秋人くんといるの慣れるんだろ…


