彼はまるでパチパチわたあめ。





「......秋人くん...」



「....幻滅した?」



私の肩に頭を乗せて弱々しくそう言った秋人くん。



「全然。そんなことない...」



「本当に?」



ゆっくりと顔を上げて私の瞳をのぞきこんできた。


そんな秋人くんの瞳を私もしっかりと見て言った。



「本当に。私、秋人くんのこと大好きだもん。」



「.......乃愛...それは反則....」



急に黙った秋人くんはそう言って
さっきとは違った優しいキスを落とした。



「...俺も乃愛のこと愛してる。」



私は嬉しくて思わず秋人くんに抱き付いた。



「ちよっ! 乃愛......そろそろ部屋戻ってDVD見よ....」



そう、また優しいいつもの笑顔で言って、私の腕を
ゆっくりとくと部屋へと歩きだした秋人くん。