彼はまるでパチパチわたあめ。





なんとか秋人くんへのプレゼントも買えて。



今はふたりで近くの公園のベンチに座っていた。



「...今日はありがとね。」



「ぉう。」


海斗は空をぼーっと眺めて言った。



「...ぁ...今度なんかお礼するよ! 何が良い??」



「...お礼...?」



「そう。今日、付き合ってくれたから…」



「~ん。じゃあ....今度デートしよ。」



「....へっ?...デート...?」


自分でもおかしぃと思うほど
間抜けな声をだしてしまったと思う。



すると、ケラケラ笑って海斗が言った。


「冗談だよ。ばーか!」



「バカって言うほうがバカだもん!もうお礼なし!」



「はぃはぃ。だから冗談だって。
.......今度飯でも付き合ってよ。」



「....わかったょ...」




それから他愛な会話をしながら一緒に帰った。


私と海斗の家はお向かいさんなのだ。