彼はまるでパチパチわたあめ。





「なぁ....いつから...その彼氏と付き合ってんの?」



放課後、雑貨屋さんの中を見ていると、
ふいに海斗が聞いてきた。



「.....ぇ...えと...半年くらいかな...?」



「ふーん。そっか。
彼氏いるなんて全然知らなかったよ。俺。」



そう言って乾いたような笑いをした海斗の瞳は
なぜだか、とても切なげで泣きそうに見えた。



「.....教えてなくって...ごめん...ね..?」



「...ぃや.....別に。
....ただ、俺と乃愛、独り身同盟くんでたのに...」



「.....え?....私そんなの組んだ憶えないよっ!」



私が慌てて否定すると、海斗は屈託なく笑って



「ハハハッ!うるせぇよー!」



私の頭をガシガシ撫でてきた。



「ちょっと!やめてよー」




__なんて二人して笑い合った。