やっぱり時間が余ってしまった。


この暇な時間をどうやって過ごそう…。


私はとりあえずテレビをつけてみた。


…つまらない。


やっぱり朝早いこの時間は、どの局もニュースしかやっていなかった。


ぼんやりとテレビを眺めていると、家のチャイムが鳴った。


あ、もうそんな時間か。


私はカバンを手に取り、ローファーを履いて玄関のドアを開けた。