永遠の詩 ~ 詩集 ~


サクラいろ


桜が僕の肩に乗る
クルリと微笑むきみは
淡いピンクを連想するような人
淡いはずなのに
自分があって何故か頭から
離れないような感覚

きみは僕の前にきて
僕に桜と君が重なる
あぁきみはサクラのように
きれいな微笑みをした

そう僕を春色に変えた
きみはサクラいろの妖精
淡くても意志があって弱くはない

サクラいろが僕を
春へと導き始めた

未来へと繋がるように