嘘つきな2人

「・・・何、そのドッキリ」

「ドッキリじゃなく、居るから」

「誰々?うちの会社の人?」


私は缶ビールを片手に、麻貴に詰め寄る。


「会社以外に、どうやって出会うのよ」


麻貴も、私と同じで合コンなんて行かない。

そんな麻貴のことだから、私と同じで男も居ないもんだと思ってた。


「どこの部署?」

「第1」


口元をニヤリ。と上げ、麻貴は笑みを溢す。

私は、頭をフル回転する。

第1、第1・・・

第1部署の人たちのことを、ピックアップするが中々絞れない。


「誰?」

「橘」


・・・橘!!

確か、第1のエースで、チャラチャラした人。