柴倉尋貴… いい名前だね。 何度も何度も繰り返したその名前。 ノートの片隅に残る名前。 先生に怒られても。怒られても。 何度怒られても。 何度突き放されても、 先生のこと 気になって仕方ないよ…。 ねぇ、先生。 この時の私は、異常でしたか? でも、もう恋に落ちてました。 ▶︎▶︎1章◀︎◀︎