08


集会がある。
…てか、集会なうだった。


集会会場につくと、目の前には先生がいた。

一組の前には一組の先生。
二組の前には二組の先生。

……みたいな感じで。



それより、皆がざわざわしていた。


理由はきっと副担任の先生。


私はその先生をちらりと見ると
おもわず目を見開く。





めっちゃかわいいやん!
惚れてまうやろぉおお(*´з)(ε`*)


(注//亜希は女です。)


ほんとすげーかわいい。

長い髪にシュシュ…女子高生みたい
目デカイ。顔小さい。全体的に小さい。


ずるいなぁ。


てか、ざわざわ半端ない。
うるさいな。
黙れなんて言えないけど…ね。


これは、誰か声かければいいんじゃないの…?


すると、うちのクラスの目立ちたがりや男子が口を開く。

どうせ「しずかにしろよー 」とかいって、先生に褒められたいんやろ?

もう君の作戦は丸見えよ…

あ、何か言おうとしてる。





「しずかに…「 お前ら静かにしろぉぉ! 」


あたりはシーンとした。


それは、クラスの目立ちたがりや男子の声ではなかった。




この声は…!