白い監獄

私のすべてが真っ白になった

村井が…

村井が死んだ?

私のせいで?

村井が…

「アイツにも薬を打ってやったのに、最後まで『雫に近づくな』とか『雫が可哀想だ』とか言うもんだから、生きてるうちに切ってやったよ
雫は俺のものなのに…」

村井!

私は悔しくて涙が出てきました

村井は最後まで私の為に…

村井!!

私なんかのために…



「悪魔!人殺し!あんたなんか最低!」

もう悲しくて悔しくて仕方がありません

「私も殺すんでしょ?あんたの思い通りなんか絶対ならないんだから!!」

「どうして殺すの?俺たちもう結婚するんじゃないか。もう心配しなくていいんだよ」

何を…

「あなたとなんて絶対結婚しない!」

「何で?俺たち一緒に住んでる仲なのに…」

「あなたが勝手に侵入してるだけでしょ」

私は竜井さんを見ながら、携帯電話と固定電話を見つめます

固定電話には頑張れば手が届きそうです

私がゆっくり携帯を手探りで110と押しました

「それに俺たちは、ただの関係じゃないし」

え?