白い監獄

目の前のこの素敵な人も

あんなに美人な人も

見かけに惑わされちゃいけない…

今気づくなんて!


「マリッペ…、村井…」

私、どうなるの…?

「村井って、この間バス停にいた?」

え?

私は慌てて顔を上げました

「何を?村井は関係ない!」

「関係ない?
…じゃあ、あの指は誰のだと思う?」

竜井さんの恐ろしい笑顔は、私からゆっくりと冷蔵庫から落とした赤い塊へと移動しました

ま、まさか…

私の首から冷たい汗がじっとりと吹き出してきました

まさか…



まさか!電話!!!

村井が私に電話を…

私に助けを?



まさか、買い物してる間に、村井が…

私に



「村井に何をしたの!?」

「見られたんだ…。二階の窓から外を見ていた時、ちょうど家に来ていた彼に」

村井が…うちに?


「アイツ、慌てて電話をかけ始めたから、俺も慌てて玄関を開けた
奴は不信がっていたから、俺は留守番を頼まれていると説明した
やがて雫に確認すると言い出したから…」





村井…


「殺した」