クラス替えから何日かたって、友達の少ない私でも友達ができた♡
優香っていう学年トップの天才児!
3年まではあまり、話すことも無かったんだど、同じクラスになって、意気投合
今ではいーっも、一緒にいる仲です♡
そんな優香と話してると、
「そろそろ、修学旅行が近いので席替えーするぞー!」
みんなの反応はもちろん
「「いえーい♪」」
その、みんなの中には私の後ろの席の人。
永谷も含まれていた。
「班長がしたいやつが班を決めてくれー!
立候補とかあるかー?」
もちろん、永谷も手を上げすぐに班長が決まった。
「もう、お前と同じ班にはならねぇからなっ!」
「ふんっ!なるわけ無いでしょっ!」
永谷が班長する訳だし、またアイツと同じ班になるわけない!
そう思っていた。

その日のうちに班長会が行われ、すぐ班が決まった。
班長が席につき、先生が班の発表を始めた。
もちろんみんなドキドキ。嬉しそうな顔をしている。
でも、私の後ろの席の人は、
「俺が決めた訳じゃないからなっ」
何回も呟いていた。
その時はなんの事かよく分からなかったけど、先生が班の発表をし終わったときに分かった。
(アイツと同じ班だ...)
それでようやく、あいつの言ってた意味が分かったんだ。