なるべく静かにソファから立ち上がる。 今はもう既に21時。 遅くても夕食にしなくてはいけない。 あの様子じゃ、食べれるかも定かじゃないんだがな。 作っておいて損はないだろう。 無理やりにでも食べさせないとその内倒れてると思うからな。 寝顔を見て一息ついてから、財布を片手に家を出る。 1つだけ心配なことがあるとすれば… 「俺のいない間に起きてくれるなよ」