さっきのこととか考えて、燈に電話するのは避けておこうと思ったから



それに、財は深く聞いてくることがないから疲れない




「終わったのか」



「…うん」




声のした方には壁にもたれかかっている湧がいた




…濡れてる!?




「もう風呂入ったんだ?」



「もう5時だしな」



「マジ?」




時間が経つのがはやい…




話すことに夢中になりすぎたってわけでもないとは思うけど




時計を見ると、確かに5時を指していた




「じゃあ入ってくる」