いつまでも大切な人

「ほら…
あの人だよ、昨日会ったの」





「ええ!?
あのイケメンに会ったんだ!?」





「ちょ、沙梨!!
声大きいよ…」





「あ…ごめんごめん
それにしても隣の席なんて…ねえ?」





「うん…私もビックリした
でも、あの人は私のことを覚えてないみたい」





「そーなの?そんなことないと思うけどなあ…」





沙梨はそういうけど、あの人は絶対に私のことを覚えていない





だって…覚えてたら話しかける…もんだよね?