いつまでも大切な人

「大丈夫か?」





誰かが私に声をかけてくれてる…?





そんなはずない…か





「おい。
こんなとこでなにしてんだよ。」





「…ふぇ…?」





ゆっくりと顔をあげると…





「女1人じゃ危ねえだろ。」





そこには、長身の男の人





暗くて顔はよく見えない





「立てるか?」





そう言ってスッと手を差し伸べてくる彼