家族と言う聖也の言葉は 私の身に染みた 家族はやっぱり一緒に過ごすものだから 奥から出てきた男性は綺麗な衣装を身に包み にこやかに話しかけてきた 「聖也、見に来たのか」 「うん…友達連れてきた」 「そうか!!楽しんでね」 男性は私の顔をみて微笑みテントの中に入って行った 「オヤジだよ…バイクのショーに出てるよ」 「バイクの?」 「見ればわかるよ」