「ネクタイしてない!」 うちは、即座にネクタイを襟に まわし 手馴れた手付きで結んだ ふと あるところを見てうちは思い出した 「やばいやばい!これも忘れてた…」 チャリッとそれは音を立て うちの首もとに キラリと日光に反射し光る お父さんの形見のネックレス これは何時も 肌身離さずつけている