「おー!!すごいじゃん!」
次の日の朝、テンション冷めならぬまま
昨日の報告を灯、美沙、紗莉にしていた。
「暇なときLINEするかもって!」
にやにや。この時もまた私の顔は緩んでいるんだろう。
「明日からGWだもんねー
時雨くんももしかしたら満更じゃないんじゃん?」
美沙が私の手をぶらぶらを揺さぶるように左右に振りながら言った。
これから、もしかしたら時雨くんと仲良くなれるかもしれない。
明日から始まるGWは時雨くんに会えないから来ないでほしいと思っていたけど、連絡を取れるかもしれないと思ったら少しは楽しみかもしれない。
「おはよっ」
ぼーっと頬杖を付いていた時、クラスの男子の言葉でハッとして、その声の元を見た。
「おはよ!」
入口付近で挨拶に応えていたのは時雨くん。
昨日まで見ていた時雨くんと、今見る時雨くんとでは
なんだか違う人のような感覚がした。
LINE出来たんだって。
少しはもしかしたら仲良くなれたのかもしれなくて。
昨日の放課後までは殆ど関わりもなかったのに
今、GWのLINEを期待しているなんて不思議だ。
