『……えっ?優華?なに言ってるのよ…』


『嘘じゃないよ…。今第一病院にいるの…来て…』


『まってなさい…』


___プープープー…


「…うぅぅ…うわーぁぁぁん…」


もう涙が抑えきれない…


「優華っ…!どうしたんだよ…!」


頼…だ…


泣いてるとこ見られちゃった…


でも頼に変な心配かけたくない…


だから…がんなんて言わない…


「ううん…。…ヒクッ…なんでもないよ…」


「なんでもない訳ねーだろ…!」