「ん?なんのことかな?」
笑って誤魔化そうとするけど,
「誤魔化すんじゃねぇよ」
はいバレた。
「着いてこい」
「ん?それは無理かなぁ」
今ついていったら絶対やばい。
ここはなんかしらの理由で逃げた方がいい。
よし。
「ねぇ君」
「え!?わ,わたしですか!?」
近くにいた女の子に話しかけると,
すごく驚いた顔をされた。
「はははw君面白いね。君に話しかけてるんだよ」
変な奴……
「な,なんでしょうか??」
「理事長室まで案内してくれるかな?」
「え,は,は__」
「叶夢さまぁ!!!!!それなら私が!!!!!」
「はぁ!?出てくんなよメス豚!!!!!」
「なんですってぇ!?」
「叶夢さまぁ!!!ご案内しますぅ♡」
え,えーと……
ますますやばい感じ?



