(完)男装少女




3人が部屋を出たあと,海唯と蓮斗と私だけになった。




海「れん……と」




蓮「あぁ」



海唯が名前を呼ぶと,部屋を出ていく蓮斗。




美「海唯?どうかした?」




海「……話し……したい」




手が震えているのを見ると,きっと過去のことだろう。





美「うん。私でよかったら聞くよ」





海「あり……がと。……


俺が……まだ,……小さい……頃」






海唯は昔を思い出すように,顔を歪ませながら話始める。