蓮「泣け。俺の腕で泣け。
一人で泣くことは許さない」
とても温かい腕の中。
すごく安心する。
泣いてもいいの?
私は泣けないんじゃなかった。
ずっと泣くのを我慢してただけだった。
私は強い。私は一人で大丈夫。
そうやって,気づかないうちに壁を作っていたのは私だった。
美「泣いても……いいの?」
蓮「あぁ。俺が許す」
蓮斗の腕の中で,今まで我慢してきた分,たくさん泣いた。
美「ママぁ!!!!パパぁ!!!!
お兄ちゃん!!!!
うわぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
なんで死んじゃったの?____