それから少女は監禁された。 いくつものビデオカメラがある部屋で。 ある時間になれば,ご飯が運ばれてくる。 でもそんなご飯にさえも手をつけない。 『おいっ食えよ!!』 フルフル__ いくら厳つい男に言われても,首を振るだけだった。 そして夜には, 魁『これを潰してきてね?』 魁司の言いなりになる駒になった。 ただ淡々と,淡々と事をすすめる。 それが,絶望を味わい,壊れ果てた少女の姿だった。