だんだん覚醒していく意識。




右手が温かい……。




この温もりは知ってる。




美「……れ,んと」




蓮「美夢っ!!!!」




目を開けて,掠れた声で名前を呼べば,いきなり抱きしめてくる。




蓮「……よかった……よかったっ!!」




蓮斗……泣いてるの?……





こんな私のために?泣いてくれるの?