ふと気づくと、草の上に寝転んでいました。
乱れた息を、必死に整え、
ただ、ぼんやりとそらを見上げていました。
もう、終わりです。
あんな姿を見せてしまったのだから。
失恋。
ポタリ
今更のように涙が出てきました。
悲しい。
苦しい。
「うっ……」
自分の嗚咽が、たまらなく情けないです。
そこに、草を踏み分ける音が聞こえてきました。
まさか………!
振り返ると、
彼ではありません。
6人の女子が目の前に立っていました。
慌てて涙をふき、立ち上がりました。
「あんたさ」
一人の女子が、腰まである長い黒髪をなびかせ、話しかけてきました。
「遙斗と付き合ってるって本当?」
鋭い視線に睨まれ、顔を上げることができません。
「ねえ、答えなさいよ」
どうすればいいのか分かりません
認めてしまってもいいのか。
それとも、嘘をついて誤魔化すべきか。
………嘘?
嘘も何も、私はもうフラれたも同然です。
自分の言葉が信じられません。
私はまだ彼に執着しています。
なんて愚かなんでしょう。
