気持ち的には、後者のほうが勝って。



身支度を整えて、学校へ行く。




いつもは、祐と行ったのに。


そんな事は思い出してはいけないのに。


思い出してはいけないのに思い出してしまう。



私は、いつか…




違う誰かに恋をするのだろうか…?







「おはようっ♪」



教室は意外に静かだった。


でも、違ったのは、私の友達。


心配そうな目で私を見ている。



昨日の事を知っているのかな…??




「なにいいっ!?」



強がって。


気にしていない素振りを見せた。




「あの…さ…???」