「あっ、ちょっと……」
俺は走って教室に戻った。
そして彼女と約束した日が来る。俺は待ち合わせ時間を少し過ぎて到着する。
「おい『仁科』! お前、もうちょっと余裕を持って来れないのか?」
『白金』は怒っている。
「しょうがねえだろ、昨日あんま寝れなかったんだから」
「一応聞くけど何時に寝たんだ?」
「えっと夜の六時に寝て、朝の四時に起きて、それからしばらく寝れなくて二度寝したら
九時回ってた。」
「あぁ~もうどこから突っ込んでいいか分からんねや!」
「そういうお前の彼女だってまだ来てねえじゃねえかよ」
「ふふ~ん、その点は抜かりない。彼女は時間よりも早く来る癖があるから、集合時間は
十時三十分って伝えたんだ」
「後三十分もあるじゃん」
「あっ、ごめん遅れた?」
そう言って向こうから髪が長く、綺麗な茶色い色をしていて、瞳はパッチリとしており
肌は透き通るように白くスレンダーな体の可愛らしい女性が走って来た。
「そ、そんな事ねえよ。まだ時間三十分前だしな」
「ふふ良かった」
『白金』は顔を真っ赤にしている。普段俺と喋っている時とはまるで違う。
「この子は?」
「お、おう……。お、俺の彼女の……」
「『桜田(さくらだ) 凪(なぎ)』と申します。これからもよろしくお願いします」
彼女はニコっと笑って一礼をして答えた。
「よ、よろしく……」
俺もそれにつられて照れながら答える。
「何かイメージが違うな」
「何がだよ?」
「『白金』の事だからもっとゴツゴツした人と付き合ってんのかと思ってた」
「どういう意味だ?」
そして十分経っても彼女は来なかった。
「遅いな」
「大丈夫だよ。まだ時間まで余裕あるよ」
『桜田』が答える。
「そ、そうだな……」
そして俺は『白金』に離れた場所に連れて行かれる。
「おい、『仁科』! 本当はもう時間過ぎてんだぞ! どうなってんだ? お前本当に彼
女がここに来るって言ったのか?」
「あぁ、ちゃんと言ったぜ! 朝十時に駅前にある時計台に集合だって」
「それで彼女は了承したのか?」
「知らねえ。彼女の答えを聞く前にチャイムがなたっからな。でもまっ、大丈夫だろ?
ちゃんと集合場所伝えたんだからな」
「お前の根拠のない自身が羨ましいよ」
「そっか?」
「褒めてねえよ」
それから五分後『橘』がやってきた。
「あっ、ちょっと『仁科』……」
「よく来た、よく来た! それじゃあ早速行こうか」
「ちょっと『白金』! 私一緒に行くなんて一言も……」
「ちょっとこっちいいか?」
そう言って『白金』は『橘』とちょっと離れた場所に移動する。
「何?」
「俺の彼女、他校の生徒なんだ。だから会える時間が限られてんだ」
「それで?」
「お前が今帰ったら『仁科』と俺と彼女三人で回らなくなっちゃうんだ」
「それはご愁傷(しゅうしょう)様(さま)」
「それでも帰るって言うんなら仕方ねえ。出来れば言いたくなかったんだけどな。『橘』
は血も涙もない鬼女なんだって皆に言いふらすのは」
「何でそうなるわけ?」
「それでもいいならどうぞお帰り下さい。明日から君は、皆に『鬼女』と呼ばれるだろうけどね」
「あっ~もう分かったわよ! 付き合えばいいんでしょ。付き合えば」
彼女は投げやりになっている。
「よし、それじゃ行こうか?」
そして俺達は遊園地に向かった。
「それじゃどこから回る?」
『白金』は先導をきって答える。
「遊園地って言えば、まずジェットコースターに乗るのが基本だろ。あれに乗ろうぜ?」
「あ~、確か『凪』、ジェットコースター苦手だったよな?」
「う、うん……ごめんね……」
『桜田』は申し訳なさそうに答える。
「謝んなって、お前が悪いわけじゃないからさ」
「うん……」
「う~んそうだな? おっ、まずはあれにでも乗ろうぜ?」
そう言って『白金』は俺達をゴーカート乗り場に連れて行った。
「ゴーカートか、まっ、別にいいけどよ」
「おい『仁科』! どっちが早いか勝負しようぜ?」
「あぁ? 誰に喧嘩売ってんの? 音速の貴公子と呼ばれた俺に勝負を挑むとはいい度胸
だ! その勝負受けてたつぜ!」
「よし! それじゃ、負けた方は勝った方に昼飯おごるってのはどうだ?」
「望むところ」
俺は自信満々に答える。
「あたし達の存在完全に忘れてるね?」
「ふふ、楽しそうだからいいんじゃない?」
そして俺と『白金』の対決が始まる。そしてスタートランプが付くやいなや、華麗にス
タートダッシュを決める『白金』!
「見たか? 華麗なるスタートダッシュ!」
「クッ……負けるか」
直線でリードを広げる『白金』。だがしかし、コーナーに差し掛かると俺はインから
『白金』を抜きに掛かる。
「させるかー!」
『白金』は俺のコースを防ぐ。
「クッ……」
そして最終コーナー、依然『白金』がリードを続けたままだ。
「このままじゃ、負ける……」
俺は一か八かの勝負に出る。そして最終カーブのギリギリの所から『白金』を抜きに掛
かる。
「ここだ!」
「甘い!」
すかさず『白金』はブロックに来る!
「そう来ると思ったよ! この勝負貰った!」
そして俺はすかさずアウトコースに切り替え、アウトコースから『白金』を一気に抜こ
うとした瞬間、キキィーという音が鳴り、俺の車はスピンして、隣にいた『白金』の車に
ぶつかる。そして俺達はコースアウトし、その間に『橘』と『桜田』がゴールする。
「昼食ご馳走さん!」
彼女が俺達を横目に答えた。
「ははは……最初から女性陣に割り勘なんかしようなんて思ってないさ。そうだよな『仁
科』?」
「あぁ……俺がもうちょっと早く仕掛けてたら勝てたのに……」
「お前まだ言ってんのかよ」
『白金』は呆れる。そして俺達はその後、空中ブランコやコーヒーカップに乗った。
「おっ、もうこんな時間か……。そろそろ昼飯にしないか?」
『白金』がそう提案したので俺達は昼食を取る事にした。
そして俺と『白金』二人で買い出しをする事になった。そして俺達が買出している途中
に『白金』が俺に話しかける。
「なあ、この後別行動にしないか?」
「何で? 別にこのままでも十分楽しいじゃん」
「お前馬鹿か? 彼女と仲良くなりたいんだろうが! だったら彼女ともっと仲良くなれ
る方法を考えろって」
「別に四人で遊んでても仲良くなれるんじゃねえ?」
「はあ~、あのな……俺だって彼女と二人っきりになりたいの! 少しくらい気を利かせ
ろって!」
「え~、でもこの後どうすんだよ? お前らどっか行ったら彼女帰っちゃうかもしんねえ
じゃん!」
「そう言うと思ってほれ」
そう言って『白金』は俺に紙切れを渡す。
「何これ?」
「その紙に今日のデートコースを書いておいたから、困ったらその紙を見ろって、絶対う
まく行くから」
「ふ~ん、分かった!」
そして俺達は席に戻る。そして昼食を食べ終えた後え、『桜田』が席を立つ。その直後
『白金』はトイレに行くと言ってトイレに向かった。
そして十分が経過する。
「あいつら遅いね? 何やってんのかな?」
「『白金』達なら別の場所行ったよ」
「はあ? 何それ? それじゃあ私達二人っきりって事?」
「うん、そうだよ」
「……私帰る……」
そう言って『橘』は席を立つ。
「ちょっと待った! なあ、あれ乗ろうぜあれ」
そう言って俺はジェットコースターを指差す。
「何で?」
「だって楽しいじゃん! ジェットコースターって」
俺は必死に引き止める。
「嫌だ」
「何で?」
「何ででもいいでしょ」
「はは~ん、分かったぞ! 『橘』って本当はああいう乗り物って苦手なんだろ?」
「そんなわけないじゃん」
「じゃあ証明してくれよ」
「だから嫌だってば」
「やっぱろ怖いんだろ? 隠さなくたっていいって」
「怖くないって言ってんでしょ! 分かったわよ。それじゃあ証明してやろうじゃない」
そして俺達はジェットコースター乗り場に向かった。そして十分後俺達の番が来た。そ
して俺達はジェットコースターに乗り込む。そしてジェットコースターが頂上付近に差し
掛かる。
「このドキドキ感がたまんねえよな?」
「そ……そうね……」
彼女は緊張している。
「一気に落ちる時、思いっきり叫んだらスッキリするぜ」
「へ、へえ~」
「なっ、試してみろよ?」
「そ、それもいいかもね……」
そして頂上から一気に駆け落ちる。
「ウオォー気持いいー!」
「『仁科』のバカー!」
そして俺達はジェットコースターから解放される。
「ま、満足した?」
「凄っげえ楽しかったな?」
「も、もういいでしょう? 帰りましょう?」
「う~んそうだな? あっ、面白そうなもんがあるぜ! あれやろうぜ」
そう言って俺は彼女を連れてバンジージャンプのもとへ連れて行く。
「ば、バンジージャンプ……」
彼女は真っ青な顔をしている。
「なっ、面白そうだろ? 飛んでみようぜ?」
「いい……私ここで待ってる……」
「遠慮すんなって。絶対楽しいって」
「楽しくない!」
「もしかして『橘』ってこういうの苦手?」
「苦手なわけないじゃん!」
「それなら一緒に飛ぼうぜ! そうだな、ただ飛ぶだけじゃつまらないから、勝負しよう
ぜ?」
俺は笑って答える。
「勝負って?」
「どっちが早く飛ぶか勝負しようぜ。それで負けた方は、勝った方の言う事を何でも聞く
ってのはどう?」
「へ、へえ~」
「どう? やる気になった?」
「それじゃ、私が勝ったら、もう二度と付きまとわなくなるとか?」
「あぁ、いいぜ! それじゃ、行こう」
「えっ? ちょ、私まだやるなんて言ってな……」
俺は嫌がる彼女の背中を押して頂上に上った。
「う~ん、いい眺めだな!」
「そ、そう?」
彼女は中腰で柱につかまっている。
「よし、それじゃどっちが早く飛ぶか勝負だ! 三・二・一バンジー!」
そう言って俺は勢いよく飛んだ。
「ウオオー! 『橘』好きだー! 俺と付き合ってくれー!」
俺は大声で叫ぶ。そして俺が飛んだ後も彼女は一向に飛ばないので俺は彼女を迎えに行
俺は走って教室に戻った。
そして彼女と約束した日が来る。俺は待ち合わせ時間を少し過ぎて到着する。
「おい『仁科』! お前、もうちょっと余裕を持って来れないのか?」
『白金』は怒っている。
「しょうがねえだろ、昨日あんま寝れなかったんだから」
「一応聞くけど何時に寝たんだ?」
「えっと夜の六時に寝て、朝の四時に起きて、それからしばらく寝れなくて二度寝したら
九時回ってた。」
「あぁ~もうどこから突っ込んでいいか分からんねや!」
「そういうお前の彼女だってまだ来てねえじゃねえかよ」
「ふふ~ん、その点は抜かりない。彼女は時間よりも早く来る癖があるから、集合時間は
十時三十分って伝えたんだ」
「後三十分もあるじゃん」
「あっ、ごめん遅れた?」
そう言って向こうから髪が長く、綺麗な茶色い色をしていて、瞳はパッチリとしており
肌は透き通るように白くスレンダーな体の可愛らしい女性が走って来た。
「そ、そんな事ねえよ。まだ時間三十分前だしな」
「ふふ良かった」
『白金』は顔を真っ赤にしている。普段俺と喋っている時とはまるで違う。
「この子は?」
「お、おう……。お、俺の彼女の……」
「『桜田(さくらだ) 凪(なぎ)』と申します。これからもよろしくお願いします」
彼女はニコっと笑って一礼をして答えた。
「よ、よろしく……」
俺もそれにつられて照れながら答える。
「何かイメージが違うな」
「何がだよ?」
「『白金』の事だからもっとゴツゴツした人と付き合ってんのかと思ってた」
「どういう意味だ?」
そして十分経っても彼女は来なかった。
「遅いな」
「大丈夫だよ。まだ時間まで余裕あるよ」
『桜田』が答える。
「そ、そうだな……」
そして俺は『白金』に離れた場所に連れて行かれる。
「おい、『仁科』! 本当はもう時間過ぎてんだぞ! どうなってんだ? お前本当に彼
女がここに来るって言ったのか?」
「あぁ、ちゃんと言ったぜ! 朝十時に駅前にある時計台に集合だって」
「それで彼女は了承したのか?」
「知らねえ。彼女の答えを聞く前にチャイムがなたっからな。でもまっ、大丈夫だろ?
ちゃんと集合場所伝えたんだからな」
「お前の根拠のない自身が羨ましいよ」
「そっか?」
「褒めてねえよ」
それから五分後『橘』がやってきた。
「あっ、ちょっと『仁科』……」
「よく来た、よく来た! それじゃあ早速行こうか」
「ちょっと『白金』! 私一緒に行くなんて一言も……」
「ちょっとこっちいいか?」
そう言って『白金』は『橘』とちょっと離れた場所に移動する。
「何?」
「俺の彼女、他校の生徒なんだ。だから会える時間が限られてんだ」
「それで?」
「お前が今帰ったら『仁科』と俺と彼女三人で回らなくなっちゃうんだ」
「それはご愁傷(しゅうしょう)様(さま)」
「それでも帰るって言うんなら仕方ねえ。出来れば言いたくなかったんだけどな。『橘』
は血も涙もない鬼女なんだって皆に言いふらすのは」
「何でそうなるわけ?」
「それでもいいならどうぞお帰り下さい。明日から君は、皆に『鬼女』と呼ばれるだろうけどね」
「あっ~もう分かったわよ! 付き合えばいいんでしょ。付き合えば」
彼女は投げやりになっている。
「よし、それじゃ行こうか?」
そして俺達は遊園地に向かった。
「それじゃどこから回る?」
『白金』は先導をきって答える。
「遊園地って言えば、まずジェットコースターに乗るのが基本だろ。あれに乗ろうぜ?」
「あ~、確か『凪』、ジェットコースター苦手だったよな?」
「う、うん……ごめんね……」
『桜田』は申し訳なさそうに答える。
「謝んなって、お前が悪いわけじゃないからさ」
「うん……」
「う~んそうだな? おっ、まずはあれにでも乗ろうぜ?」
そう言って『白金』は俺達をゴーカート乗り場に連れて行った。
「ゴーカートか、まっ、別にいいけどよ」
「おい『仁科』! どっちが早いか勝負しようぜ?」
「あぁ? 誰に喧嘩売ってんの? 音速の貴公子と呼ばれた俺に勝負を挑むとはいい度胸
だ! その勝負受けてたつぜ!」
「よし! それじゃ、負けた方は勝った方に昼飯おごるってのはどうだ?」
「望むところ」
俺は自信満々に答える。
「あたし達の存在完全に忘れてるね?」
「ふふ、楽しそうだからいいんじゃない?」
そして俺と『白金』の対決が始まる。そしてスタートランプが付くやいなや、華麗にス
タートダッシュを決める『白金』!
「見たか? 華麗なるスタートダッシュ!」
「クッ……負けるか」
直線でリードを広げる『白金』。だがしかし、コーナーに差し掛かると俺はインから
『白金』を抜きに掛かる。
「させるかー!」
『白金』は俺のコースを防ぐ。
「クッ……」
そして最終コーナー、依然『白金』がリードを続けたままだ。
「このままじゃ、負ける……」
俺は一か八かの勝負に出る。そして最終カーブのギリギリの所から『白金』を抜きに掛
かる。
「ここだ!」
「甘い!」
すかさず『白金』はブロックに来る!
「そう来ると思ったよ! この勝負貰った!」
そして俺はすかさずアウトコースに切り替え、アウトコースから『白金』を一気に抜こ
うとした瞬間、キキィーという音が鳴り、俺の車はスピンして、隣にいた『白金』の車に
ぶつかる。そして俺達はコースアウトし、その間に『橘』と『桜田』がゴールする。
「昼食ご馳走さん!」
彼女が俺達を横目に答えた。
「ははは……最初から女性陣に割り勘なんかしようなんて思ってないさ。そうだよな『仁
科』?」
「あぁ……俺がもうちょっと早く仕掛けてたら勝てたのに……」
「お前まだ言ってんのかよ」
『白金』は呆れる。そして俺達はその後、空中ブランコやコーヒーカップに乗った。
「おっ、もうこんな時間か……。そろそろ昼飯にしないか?」
『白金』がそう提案したので俺達は昼食を取る事にした。
そして俺と『白金』二人で買い出しをする事になった。そして俺達が買出している途中
に『白金』が俺に話しかける。
「なあ、この後別行動にしないか?」
「何で? 別にこのままでも十分楽しいじゃん」
「お前馬鹿か? 彼女と仲良くなりたいんだろうが! だったら彼女ともっと仲良くなれ
る方法を考えろって」
「別に四人で遊んでても仲良くなれるんじゃねえ?」
「はあ~、あのな……俺だって彼女と二人っきりになりたいの! 少しくらい気を利かせ
ろって!」
「え~、でもこの後どうすんだよ? お前らどっか行ったら彼女帰っちゃうかもしんねえ
じゃん!」
「そう言うと思ってほれ」
そう言って『白金』は俺に紙切れを渡す。
「何これ?」
「その紙に今日のデートコースを書いておいたから、困ったらその紙を見ろって、絶対う
まく行くから」
「ふ~ん、分かった!」
そして俺達は席に戻る。そして昼食を食べ終えた後え、『桜田』が席を立つ。その直後
『白金』はトイレに行くと言ってトイレに向かった。
そして十分が経過する。
「あいつら遅いね? 何やってんのかな?」
「『白金』達なら別の場所行ったよ」
「はあ? 何それ? それじゃあ私達二人っきりって事?」
「うん、そうだよ」
「……私帰る……」
そう言って『橘』は席を立つ。
「ちょっと待った! なあ、あれ乗ろうぜあれ」
そう言って俺はジェットコースターを指差す。
「何で?」
「だって楽しいじゃん! ジェットコースターって」
俺は必死に引き止める。
「嫌だ」
「何で?」
「何ででもいいでしょ」
「はは~ん、分かったぞ! 『橘』って本当はああいう乗り物って苦手なんだろ?」
「そんなわけないじゃん」
「じゃあ証明してくれよ」
「だから嫌だってば」
「やっぱろ怖いんだろ? 隠さなくたっていいって」
「怖くないって言ってんでしょ! 分かったわよ。それじゃあ証明してやろうじゃない」
そして俺達はジェットコースター乗り場に向かった。そして十分後俺達の番が来た。そ
して俺達はジェットコースターに乗り込む。そしてジェットコースターが頂上付近に差し
掛かる。
「このドキドキ感がたまんねえよな?」
「そ……そうね……」
彼女は緊張している。
「一気に落ちる時、思いっきり叫んだらスッキリするぜ」
「へ、へえ~」
「なっ、試してみろよ?」
「そ、それもいいかもね……」
そして頂上から一気に駆け落ちる。
「ウオォー気持いいー!」
「『仁科』のバカー!」
そして俺達はジェットコースターから解放される。
「ま、満足した?」
「凄っげえ楽しかったな?」
「も、もういいでしょう? 帰りましょう?」
「う~んそうだな? あっ、面白そうなもんがあるぜ! あれやろうぜ」
そう言って俺は彼女を連れてバンジージャンプのもとへ連れて行く。
「ば、バンジージャンプ……」
彼女は真っ青な顔をしている。
「なっ、面白そうだろ? 飛んでみようぜ?」
「いい……私ここで待ってる……」
「遠慮すんなって。絶対楽しいって」
「楽しくない!」
「もしかして『橘』ってこういうの苦手?」
「苦手なわけないじゃん!」
「それなら一緒に飛ぼうぜ! そうだな、ただ飛ぶだけじゃつまらないから、勝負しよう
ぜ?」
俺は笑って答える。
「勝負って?」
「どっちが早く飛ぶか勝負しようぜ。それで負けた方は、勝った方の言う事を何でも聞く
ってのはどう?」
「へ、へえ~」
「どう? やる気になった?」
「それじゃ、私が勝ったら、もう二度と付きまとわなくなるとか?」
「あぁ、いいぜ! それじゃ、行こう」
「えっ? ちょ、私まだやるなんて言ってな……」
俺は嫌がる彼女の背中を押して頂上に上った。
「う~ん、いい眺めだな!」
「そ、そう?」
彼女は中腰で柱につかまっている。
「よし、それじゃどっちが早く飛ぶか勝負だ! 三・二・一バンジー!」
そう言って俺は勢いよく飛んだ。
「ウオオー! 『橘』好きだー! 俺と付き合ってくれー!」
俺は大声で叫ぶ。そして俺が飛んだ後も彼女は一向に飛ばないので俺は彼女を迎えに行
