れたかもしれないと思ったら、急に悲しくなって自分の気持が抑えられなくなった……」
「『愛』……俺と付き合ってくれ」
俺は真剣な眼差しで答える。
「えっ?」
「もう一度最初からやり直そう」
「『仁科』……」
「『橘 愛』さん……俺『仁科 隆』と付き合ってくれますか?」
俺は真剣な眼差しで答える。
「喜んで」
彼女は涙を流しながら満面の笑みで答える。
「そうだ、あんたに投げつけた指輪返してくれる?」
「それは出来ない!」
俺はキッパリと断る。
「何で?」
「あれは記憶を失う前の君にあげたものだから……。それよりもこれからはもっと色々な
物を君にプレゼントするよ」
そう言って俺はリュックに入ってる花をプレゼントする。
「ちょっと形は崩れちゃったけど……」
「ううん、そんな事ない。これ『朝顔』の花。素敵!」
彼女は物凄く喜んでいる。
「凄っげえだろ? ちゃんと種から育てたんだぜ」
「うん……ねえ知ってる? 『朝顔』の花言葉は『愛情』」
「も、もちろん知ってるよ。当たり前だろ。ははは……」
全然知らなかった……。ただ初心者用の種を買ってきただけだったけど、喜んでるみた
いだし結果オーライだな。と俺は取り繕う。
「それで、代(か)わり映(ばえ)えしねえプレゼントで悪いけど……」
「ううん、最高のプレゼントだよ……」
彼女は笑って答える。
「俺、生まれ変わりがあるかどうかは分かんねえけど、これだけは言える。何回君が俺の
事を忘れても、俺は何回でも君を選び続ける」
俺は彼女の目を見て答えた。
「私、そんなに記憶なくさないわよ」
彼女は照れくさそうに笑う。
「ははは……そうだな……」
「ふふ……でもありがとう……」
こうして俺は彼女と付き合う事になった。
この後、俺はバスの衝突事故の事で警察と学校の先生と両親にこっぴどく叱られた。
けれどそんな事はどうでもよかった。
彼女と付き合う事になったのだから……。
そして今日も俺と彼女の思い出の一ページが増えていくのである。
俺は生きてる限り、彼女が何回俺の事を忘れても、俺は何回でも彼女を選び続けるであ
ろう。彼女の事を愛してるのだから……。
― 終わり ―
「『愛』……俺と付き合ってくれ」
俺は真剣な眼差しで答える。
「えっ?」
「もう一度最初からやり直そう」
「『仁科』……」
「『橘 愛』さん……俺『仁科 隆』と付き合ってくれますか?」
俺は真剣な眼差しで答える。
「喜んで」
彼女は涙を流しながら満面の笑みで答える。
「そうだ、あんたに投げつけた指輪返してくれる?」
「それは出来ない!」
俺はキッパリと断る。
「何で?」
「あれは記憶を失う前の君にあげたものだから……。それよりもこれからはもっと色々な
物を君にプレゼントするよ」
そう言って俺はリュックに入ってる花をプレゼントする。
「ちょっと形は崩れちゃったけど……」
「ううん、そんな事ない。これ『朝顔』の花。素敵!」
彼女は物凄く喜んでいる。
「凄っげえだろ? ちゃんと種から育てたんだぜ」
「うん……ねえ知ってる? 『朝顔』の花言葉は『愛情』」
「も、もちろん知ってるよ。当たり前だろ。ははは……」
全然知らなかった……。ただ初心者用の種を買ってきただけだったけど、喜んでるみた
いだし結果オーライだな。と俺は取り繕う。
「それで、代(か)わり映(ばえ)えしねえプレゼントで悪いけど……」
「ううん、最高のプレゼントだよ……」
彼女は笑って答える。
「俺、生まれ変わりがあるかどうかは分かんねえけど、これだけは言える。何回君が俺の
事を忘れても、俺は何回でも君を選び続ける」
俺は彼女の目を見て答えた。
「私、そんなに記憶なくさないわよ」
彼女は照れくさそうに笑う。
「ははは……そうだな……」
「ふふ……でもありがとう……」
こうして俺は彼女と付き合う事になった。
この後、俺はバスの衝突事故の事で警察と学校の先生と両親にこっぴどく叱られた。
けれどそんな事はどうでもよかった。
彼女と付き合う事になったのだから……。
そして今日も俺と彼女の思い出の一ページが増えていくのである。
俺は生きてる限り、彼女が何回俺の事を忘れても、俺は何回でも彼女を選び続けるであ
ろう。彼女の事を愛してるのだから……。
― 終わり ―
