いつか貴方に

矢野先輩はバスケ部で(柳葉先輩もバスケ部幸村先輩は帰宅部)時々お昼休みに体育館でバスケをしている。


体育祭が終わって以来、矢野先輩とは接点がらなくなり、麻美に気になってる先輩がいると相談したら体育館で時々バスケをしているという事を教えてくれたのだ。

「それにしても、莉子に気になる人が出来るなんて…昔はあんなに興味なかったのにね〜、成長したねぇ」

手で顔を多い嘘泣きする麻美

「私だって、恋愛くらいするもんっ」

とか話している間も私の視線は矢野先輩からそらさない

そんな私に麻美は
「もー、気になってるっていうか、好きなんじゃないの?」

なんて言うから
「ちょ、ちが、だってまだそんなに話した事もないしっ」

顔があつい。きっと私真っ赤だ

「焦ってるところが、また怪しい」

この日は1日中麻美にからかわれた