いつか貴方に

その後、私の出場種目の借り物競争が終わり

残りは騎馬戦と大逆転リレーだけ


騎馬戦の始まる少し前

緊張でガチガチになってしまった私に矢野先輩は
「俺が守るって行ったでしょ?お姫サマ?」
と、にっこり笑い頭をポンポンと軽く叩く。

そんな彼の笑顔に、仕草にいちいち胸がきゅっとする

それと同時に緊張がほぐれる

矢野先輩の笑顔をみると、なんだか安心する