いつか貴方に

黒の膝上くらいのふりふりのスカートに、白のエプロン、白いニーハイ。頭にはレースのカチュウシャ。

メイド服!?!?

恥ずかしさからか、先輩はすっごい早さでゴールに向かった
お陰で、先輩は1位だった

そして、そそくさと青組の応援席に戻ってきた

それが可笑しくてクスクス笑っていたら
矢野先輩がこっちに来た

「ちょっと、宮間さん笑いすぎっ」

拗ねたようにそっぽを向く先輩が余計可笑しくて

「ごめんなさい…ふふ、先輩…似合ってますよ…クスクス」

肩を震わせながら、先輩を褒めるけども

「うれしくなぃ。宮間さんの方がこうゆうの着たらきっと似合うよ」

少し拗ねながらだけど、そんな事を言われ照れてると

「わー、矢野が女の子口説いてる〜」
なんて、幸村先輩が矢野先輩をからかいにきた

「ばっ、ちょ、口説いてないっ」

慌てて、否定する矢野先輩は耳まで真っ赤で、可愛いな。なんて思ってしまう