っーー!? いきなり割り込んで来るなよ… 「なんでもないよ? それより、はやく行かなきゃ勉強する時間なくなるよ」 「あ、そうだった!いこいこー」 しっかり拓斗の横をキープする莉子、まあ、彼女だから当然だけど。 それにしてもまあ、お似合いだよな… 横を歩く昂哉 今、私と昂哉ってカップルに見られてるのかな…? 何度か出かけたりすることはあったけど、そんなことを考えたのは今日が初めてだった。 改めてみると、昂哉、モテるんだろうな。なんて事を思わされる。 本人は恋愛とか興味ないらしいけど…