そう言ってあたしはすぐ家を出た。
車を飛ばして30分かかるとこを
20分でついた。


そしてそのまま優の家に上がった。



優は一瞬驚いた顔をして
そのあとすぐあたしを抱きしめた。


あたしの大好きな腕 匂い
温もりがそこにあっただけで
とまっていた涙がまた溢れだした。


「泣くんじゃねーよ」
声はいつもより寂しそうで辛そうだった。

「優好き」


そう言うとニコッて笑って

「玲緒ここに正座しなさい」

って言われあたしは正座した。

「なに?」


「玲緒とちゃんと話さなくちゃね!」

「はい」

優はたまにめちゃくちゃ大人になる。

「玲緒は俺の事好き?」

「好きだよ。」

「俺が嫌いになったら?」

「別れたくない」

あたしはそれだけ言って
大好きな優に抱きついた。