そのあとも話し終わってなかったため

何度かかけなおして
途切れ途切れ話し合いをして

「あたし別れたくないよ!



本当に心からそう思った。
「じゃあラインはなに?」


確かに優と連絡がとれなくなってから
あたしは優の気を引くために
タイムラインを非公開にした。

「ごめん。でも、優の事好きなのには変わりない」

「ふーん」


「優?会いたいよ」

「玲緒アイス食べる?」

なんでこんな時にそんなこと
言ってくんだろうって思ってた。

「いらない。」

「ふーん。じゃあ俺全部食べよっ。」

この時優の気持ちをもっとちゃんと
分かっていなかった。

「ねー。優会いたいよ」

「だからアイス一緒に食べる?」

優の言ってる意味が本当に分からなかった。

「優?いみわかんないよっ。」

あたしがそう一言言うと。

優は溜め息を吐いてから

「じゃあ俺ん家こいよ」
  
「今からすぐ行く!」