「……さて、どうしたものか」 お父さんの声の様子からして、かなりヤバイ事には間違いないはず。 あの人は嘘なんてつけるタイプじゃないし、何より電話の意味がわからない。 「…帰ろう」 いくらダメダメ親父とはいえ、男手ひとつで私を育ててくれた人だ。 お父さんがピンチなら、娘が助けてあげようじゃないか。 私は覚悟を決めて、家に向かった。 ▼△▼△▼ 「………ナンテコッタ」 前言撤回。 娘に守られなきゃいけない親なんて、録なもんじゃねぇよ。