「はぁ…。」


麗が見えなくなるまで手を振って後ろから見送ってから、盛大にため息をつくいた。

や、なんか、もう…自分乙女か…。

乙女ってありえなさすぎてはげるわ。

明日あたりにははげてるわ、きっと。

なんてバカなことを考えてた。


「なにしてるの?
山田さん。」


被り物が声を掛けてきた。


「ぎっ…ぎゃぁぁあっ!!!!って、斎藤!?!?」


耳らしき場所を抑える斎藤にあ、なんか悪いことしたかな?なんて思って


「ごめん。」


と謝るも、あたし悪くなくね?と思い若干の殺意を覚えた。

いきなり被り物が声を掛けてくるのが悪い!!

そうだ、斎藤が悪いんだよ、こんくしょーっ!!!!