「こうなったらアレンに訴える!
ど~せアレンはレイと幸せなクリスマスライフ送ってるんだもんッ!!
ギルクだけ仕事やらせて、せこいったらセコいいぃい~!!!!」
バタバタとベッドの上で暴れて、まるで駄々をこねる小さな子供だ。
そう喚くわりにはアレンのところへは行かない。
きっと怒られるのが怖いのだろう。
「…邪魔しちゃ悪いしぃ?」
一応正当な理由らしきものをつけておく。
「あ~あぁ…。ギルクがいないクリスマスとかアレじゃん。
アレ…何だっけ忘れた」
グダグダな文句をブツブツと溢し、イルは嘘泣きしてベッドに伏せた。
「せっかく頑張ったのにぃ~ん…」
枕元には、赤と緑のクリスマスカラーのラッピング。
イルはこの日の為にギルクにプレゼントを用意していた。


