そのままアレンの家で遊んでた私たち。 親に連絡して晩ごはんも一緒に食べて、暗くなった夜7時に帰ることに。 「ありがとなユナル、ご飯おいしかった。」 アレンが家の前まで見送りに来てにこにこして言う。 そう、私が作ったの! 凄いでしょ♪ 「明日学校でな」 エニスがそう言って、私たちはアレンの家を後に…… 「あれ?」 体の向きを変えた直後、エニスが顔に掛けた眼鏡をかけなおして前方を睨んだ。