「ふーん…。で、それが何?」
「明日、クラスが発表されるの。そのプリント、それについて書いてあるんじゃないの?」
私はテーブルに無造作に置かれた、ついさっき渡した紙切れを指差した。
「さぁ。あんまりちゃんと読んでない」
「おいおい…。せっかく届けたんだからちゃんと読めよ」
呆れたエニスが言うと、アレンは笑った。
「もしその内容だとしても、もう教えてもらったから見る必要ないよ」
まるで紙切れを拒むかのように、アレンは私たちとの間にも壁をつくる。
読んだくせに。
いつもそう。
何嘘ついてんのよ。
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