アレンの家の中は、いつ来ても綺麗に片付いている。
…一人暮らしだから、あんまり汚れないのかしらね。
アレンと二人暮らししてたお母さんのナティアさんは、四年前に亡くなっちゃったから。
でも、どうして一人暮らしなんだろう。
何回もそう思ったけど、アレンは四年前のあの日のことは何も言わないし、そう言う関係の話は一切しないから、聞きたくても聞けない。
「俺汗かいたから着替えてくる。」
そう言ったアレンはジュースとお菓子を出すと、私たちをリビングに置いて二階に上がっていった。
「…久しぶりにアレンの家来たな」
エニスがジュースを一口飲んでから話しかけてくる。
「うん、そうね。相変わらず綺麗なお家。」
私はお菓子も遠慮なくもらった。


