「実演、か。もう先生もアレンに勝てないんじゃないか?」
「そんなことねぇよ」
アレンは笑ってるけど、彼ならやりそう…。
どうしてそんなに強いのかしらね。
「じゃあ俺はこっちだから」
そう言ってアレンは去って行った。
学校はクラスも四人一緒なんだけど、実演クラスだけはその個人の能力でクラス分けされてるからみんなバラバラ。
私は戦士<弓矢>クラス、
エニスは戦士<銃>クラス、
スーリンは戦士<遊戯>クラス、
アレンは剣士クラス。
朝から実演かぁ~。
私寝ぼけて誰かの頭撃ち抜いたりしないかな。
なんていうちょっと怖いことを考えながら、エニスとスーリンともバイバイした。


