「おはよー」



朝、学校に響く元気な声。



私、ユナルはいっぱいの友達に明るく挨拶をした。




「ユナルおはよう」

「あ、おはようエニス!!」



エニスは、私の幼なじみ。


もう二人いて、片方は無駄に元気なスーリンっていう子。


そしてもう一人は、凄く可愛い顔してたんだけど最近はかっこよくなってきたアレン。




みんな、私と同じ12歳。



この国では12歳になったら将来何になるのか決めなきゃいけなくて、私は戦士になることにした。


カルアシティは剣士と戦士で有名な街だし、私は弓を使うのが得意だから。




…本当は、エニスの奥さんがいいんだけど。


私はそんなこと言うキャラじゃないし、恥ずかしいからまだ告白してない。