どういうことか全くわからなかった。




「な、なんで?
壱弥彼女いるじゃんっ!!

勝手なこと言わないでっ!!」




勝手すぎるよ


彼女いるのにそんなこと言われたって




信用できるわけないじゃない


「ずっと好きだった。
入学式の日から。



でも、それでも。
俺はお前のそばにいる資格はないんだ」




全く意味がわからなかった。




「ごめん。帰るね」



私は走った。


最近走ってばっかり。