花言葉に思いを込めて。前編



私と蜜姫はまだお母さんの死を受け入れてないとき。


お父さんが自殺した。

建設が中断されたビルの屋上から身を投げたそうだった。




私はもう、どうすればいいのかわからなくなった。



これから…どうやって生きて行けばいいのって。


おばあちゃんもおじいちゃんもみんな頼れるような人ではなかった。


2人で…蜜姫と2人で生きてくしかない


蜜姫を不自由なく生活させるには


もう私が自由を捨てればいい。