私と君の確かな出来事

そこには……さっき廊下で見た、あのちょっと茶色がかった黒髪の男の子の幽霊が立っていた。


「♂→☆†〇∀!?」


一気にパニックなった私は、物凄い勢いで席から立ち上がって、教室の壁にビタッ!と張りついた。


「あ…あ……」


心臓があり得ない程早く大きく脈打ち、言葉が上手く出てこない。


いきなり壁に張りついてパニックになってる私を見て、梓灯と郁史は不思議そうにしていたけど、私の意識は目の前の幽霊男子に向けるので精一杯。


「な、なんで……?なんで私がここに……」


意味不明な文だったが、幽霊には分かったらしかった。