私と君の確かな出来事

カフェに入って中を見渡すと、我孫子さんはもう来ていた。


「ごめん我孫子さん、待った!?」


「ううん、私も今来た所。夏休み初日に呼び出しちゃって、私こそごめんなさいね」


パタパタと駆け寄り我孫子さんの前の席に座ると、お上品に返された。


話す様になってから分かった事だけど、我孫子さんは育ちの良さそうな振る舞いをする。


もしかして彼女って、お金持ちのお嬢様とかなのかな?


「オレンジジュースを1つ」


「畏まりました」


とりあえず店員さんにオーダーをして、暑さのせいで流れてた汗をハンカチで拭った。