何も言わず、真顔で私を見つめ続ける梓灯に、私の笑いも段々と引っ込んでしまった。
「本当に?本当に好きな人いないの?」
「えっ……だからいないって……」
「アンタ昔から鈍感だから、自覚してないだけじゃない?」
ズバズバと切り出され、私は困惑した。
「蕾、アンタ小4の時同じクラスだった宇佐美君好きだったじゃない。彼に対して抱いていた気持ちと同じ気持ち持ってる人、今もいると思うよ私」
宇佐美君とは、梓灯の言う通り、7年前私が好きだった男の子。
明るくて爽やかな性格で、野球が大好きなクラスメイトだった。
「本当に?本当に好きな人いないの?」
「えっ……だからいないって……」
「アンタ昔から鈍感だから、自覚してないだけじゃない?」
ズバズバと切り出され、私は困惑した。
「蕾、アンタ小4の時同じクラスだった宇佐美君好きだったじゃない。彼に対して抱いていた気持ちと同じ気持ち持ってる人、今もいると思うよ私」
宇佐美君とは、梓灯の言う通り、7年前私が好きだった男の子。
明るくて爽やかな性格で、野球が大好きなクラスメイトだった。



