私と君の確かな出来事

真っ直ぐに一流の目を見て話す我孫子さんに、一流もしっかりとした声で返す。


「国北君、アナタ多分亡くなったばかりじゃない?あまり強い霊気感じないもの」


「蕾と会う前日に死にました……生きてた頃の記憶は殆どありません」


「まぁそうなの…でもなんで、堺さんに触れるのかしら?通常なら幽霊側が余程強い力持ってないと、人間に触れる事は出来ないのだけど……」


ムムム…と考え込む我孫子さんに合わせて、一流も閉口する。


私も10秒位待ったけど、まだ考えているので口を開いた。


「あの我孫子さん、アナタ一流をどうしたいの?」